54年ぶりの妊娠ほんとうに嬉しくてこのまま順調に育って楽しみにしていた矢先悲劇は起こった。14週1日シロッカーの手術を予定していた目前に出血と破水。突然の状況に訳が分からず、パニックになりながらもすぐに受診した。医師から言われた診断は切迫流産。もう毎日不安で泣く事しかできなかった。お腹の中で元気に動く我が子を私は泣きながら目に焼き付けた。それから毎日血液検査と点滴が始まり私の心はいまにも押し潰れそうだった。主治医から宣告されたのはこのまま妊娠継続は厳しいと。
私は諦めたくなく主人に頼んでセカンドオピニオンを聞きに行ってもらった。結果は同じだけどまだ可能性はあると言われ長期戦になるとの事
私は一瞬嬉しくてまだ頑張れると思ったけど、現実はそんなに甘くなかった。私は過去に円錐切除していて人よりも子宮頚管が短い。その上子宮頚管無力症という病気でシロッカーをしなければいけない。だけどこの状況ではシロッカーさえできない。早産になって生まれて間もない赤ちゃんに酷な思いをさせたくない！無事に元気で生まれてきて欲しいと願っていたがその願いは届かず。胸が張り裂ける思いで私はひたすら泣いた。ほんとは全力で守ってあげたかったのに、泣くことしか出来ないこんな私のところにきてくれて本当にありがとう！ずーっと忘れない